精油としてのジュニパーベリー(セイヨウネズ果実油)の特徴は?その成分や効能効果について

精油としてのジュニパーベリー(セイヨウネズ果実油)の特徴は?その成分や効能効果について

ジュニパーベリー(セイヨウネズ果実)とは?

ジュニパーベリーという言葉をご存知でしょうか?ジュニパーベリーとは西洋ネズ(セイヨウネズ)と呼ばれるヒノキ科ビャクシン属の針葉樹で、北半球の比較的寒い地域に広く分布しており、樹高が3mから10m程度の常緑樹になる「樹果(果実)」で、その実は小さく、ひとつの株に新しい未熟な緑色の果実と、2年ほど経過した黒色の完熟した果実をつけるその実のことです。

昔から浄化作用があると知られており、薬草として利用されていた歴史があり、ギリシャ、ローマでは消毒薬として用いられていました。また、フランスの病院では、ローズマリーと一緒に焚いて、空気を浄化していたという記録があります。

そんなジュニパーの精油はその完熟した実から抽出されて精製されます。カクテルなどで使われる4大スピリッツの一つである「ジン」の香りづけとして利用されることでも有名です。

料理のスパイスとしても用いられるこのジュニパーベリーは、ハーブティーとしてや、肉料理の臭み消し、ドレッシングの風味づけにも使われています。



ジュニパーベリーの香りの特徴とは?

爽やかな松にも似た香りに少し苦味を感じるような針葉樹らしいウッディーな香りが特徴。若木にフレッシュ感もあり、ジンの香りづけとしても利用される香りが特徴です。

主な成分としては「モノテルペン炭化水素類」「セスキテルペン炭化水素類」「モノテルペンアルコール類」を始め多数の微量成分が含まれています。

効能としては利尿作用や解毒作用が主な効能として挙げられますが、殺菌消毒剤として利用されることもあります。

またジュニパーベリーの香りはリラックス効果があり、心を落ち着かせてくれる効果があります。また、このジュニパーの特徴である針葉樹らしいウッディーな香りが、森林浴を連想させるような香りで気持ちを落ち着かせてくれて、考え事をしている頭をすっきりさせてくれます。

 

ジュニパーベリーの働きについて

精油の中ではかなり高いデトックス作用を持つことが特徴的で、ダイエットやむくみといったものから老廃物の排泄によく利用されます。

また先述の通り、体への効果としては利尿作用や抗菌作用があり、泌尿器系にも役立つとされている。

また肌への影響としては収斂作用があるため、脂性肌やむくみがちな肌には効果を発揮する。デトックス作用により浄血効果が期待できるため、湿疹などにも良い。

香りの効果としては、嗅ぐことでノルアドレナリンが分泌され、エネルギーにあふれやる気に満ちる効果が期待できる。

調子が上がらない時の精油としてその香りを楽しむには非常に良い精油です。

そのため、さまざまな商品に活用されており、ボディー系商品・フェイス系商品・ヘアケアに活用されたり、芳香剤や香水などにも活用されてきました。またこのエッセンシャルオイルを使ってリンパの流れに沿ってマッサージすることでより効果的なデトックス効果を得ることができるため、エステティシャンがアロママッサージを行う際に活用されたります。

心身のデトックスを通してクリアな状態を作り上げ、エネルギーをもたらすこのジュニパーベリーの香りをぜひ楽しんでみてください。

 

 

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